子供の股関節痛

子供の股関節痛

子供が股関節痛を訴えることは、多々あります。
何か大きな病気じゃないか?と心配になりますよね。

「たいしたことないよ。そのうち治るよ。」と、
子供の訴えをないがしろにしないであげてください。

子供の股関節痛の代表的な原因としては、以下のようなものが
挙げられます。

成長による股関節痛
成長による痛みの場合、短ければ数時間。長くても1週間程度で
緩和されます。骨や筋肉などそれぞれの成長にばらつきがあるのが
原因といわれてます。

化膿性股関節痛
股関節に菌が入ってしまい、化膿し激しい痛みと発熱、腫れを伴います。

骨腫瘍
骨そのものが病気のため痛みを発し、股関節部分が痛むことがあります。

ペルテス病
子供特有の股関節痛病で原因はまだ明らかになっていませんが、
骨が壊死して起こります。ひざの痛みやびっこをひいて歩く症状がみられます。
股関節を内側にすると痛みがはしることもあります。

大腿骨頭すべり症
子供特有の10〜14歳の成長期にみられる稀な股関節痛で大腿骨が成長により
ずれてしまうことにより起こります。股関節から大腿骨にかけての痛み、
股関節があまり広がらない、歩行障害などの症状がみられます。

疲労骨折
クラブなどで子供の頃からスポーツを何時間も休まずに続けた結果、引き起こ
される事が多いです。

これ以外にも子供の股関節痛にはさまざまな原因が上げられます。
子供が痛みを訴え続けた場合、そのまま放置してしまうと大きな障害を
残してしまう場合もあります。そうならない為にも、早めに医師の診察を
受けることが大切です。