股関節痛の治療方法

股関節痛の治療方法

「股関節が痛い・・・。でも、股関節痛を病院で診てもらうと、
手術とかいきなり言われそうで怖い・・・。」

そんな不安で病院に行くのをためらっている方もいるかもしれません。

股関節痛の度合いによっては、手術も必要となってくることもありますが、
股関節痛だからと言って必ずしも手術をするわけではありません。

股関節症は股関節への負荷で進行します。
関節軟骨は一度すり減ると元に戻す事はできないので、股関節にかかる負荷
を和らげ、痛みを暖和するなどして進行を遅らせることが治療の目的です。

治療は、保存治療と手術治療があり、年齢や病状、痛みの度合いなどによって、
どちらかを医師と相談し決めます。

保存治療は軟骨再生剤という薬を注射によって股関節に直接注入したり、
プール内での歩行やストレッチ、軽い全身運動で関節の筋肉をきたえる運動を
したり、ストレッチを行ったり、肥満や体のバランスの乱れによる股関節への
負荷を減らすための生活改善を行ったりします。

股関節痛は、自然治癒することはありません。
治療法への不安から、または「きっと大丈夫」と安易な考えで病院に
行かないでいると、歩いたり・立ったり座ったり・寝返りを打ったりなどの
日常生活も困難になるぐらいの痛みが起こり、やがて痛みをかばって
動くようになり、それにより体のバランスも崩れ、腰痛、頭痛、ひざ痛
などをも引き起こす可能性があります。

自己判断で片付けてしまわずに、きちんと専門医の診察を受けるようにしましょう。
股関節痛を引き起こす原因はいろいろあります。
検査や診断を受け股関節痛の原因を解明することが治療への近道なのです。