股関節痛予防に大切な事

股関節痛予防に大切な事

股関節痛に悩まされているご年配の方は多くいます。
そんな股関節痛にならないように、若いうちから予防しておく事も大切です。
関節は取替えの出来ない人体の消耗品です。「まだ若いから大丈夫」などと
考えずに、若いうちから出来る事はやりましょう。

股関節痛の大半は、変形性股関節痛と言われ、股関節の軟骨が徐々にすり減り、
大腿骨と骨盤の骨がぶつかり痛んだり軟骨がすり減ったことにより体にゆがみが
出て、神経や筋肉を痛めたりすることによって起こります。

人間は直立二足歩行をしますので、どうしても腰周りに負担がかかりやすいのです。

では、どうやって股関節痛を予防すればいいのでしょうか。
股関節痛の予防に必要なのが、全身運動です。

運動と言っても、過度な運動は逆に股関節痛を引き起こしてしまう可能性が
ありますので、自分の体にあった適度な運動で十分です。

ジョギングやウォーキング、水泳などを、足にあまり負担をかけないよう、
休憩を挟みながら行ってください。

次に、ストレッチも股関節痛予防に有効です。
足の裏と裏をあわせて、ゆっくり股関節を開いてください。
もし、足の裏と裏をあわせたり、股関節を開こうとすると痛い場合は無理に
行わずに、あぐらをかいて股関節付近をマッサージして、股関節をほぐす
ことからはじめてください。決して無理をして股関節ストレッチを行っては
いけません。

そして、体重に気を付ける事も重要です。
体重が多いと、その分股関節に負担がかかってきます。股関節が痛いから
動かない。動かないで食べると体重が増える。そんな悪循環を生んでしまっては
股関節痛予防は台無しです。

股関節痛予防は、体の健康維持とも繋がっています。
自分の体のことですので、早いうちから予防改善を目指してください。